たかまる。的、まとめ! 【犬山城シンポジウム ルポ】 Vol.8




犬山城シンポジウムが開催されてから、はや2カ月が過ぎようとしています。


そんな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?




さぁ、前回までの犬山城シンポジウム ルポでお届けした通り、


犬山城・城郭は大変すばらしい、魅力あふれるものだということが、


学術的に裏付けされましたよね。




だけど、先生方は最後に、


でも、もったいないんだよね~


と言いながら、帰られました。




どんなところがもったいないの?


これからどうしていったらいいの?


というモヤモヤ感が残った方もいたのではないでしょうか?




ということで、今回は、


たかまる。的に、


犬山城・城郭・城下町をどうしていったらいいのか?


という提言をいくつかしたいと思います。






◆ 見えなきゃ、もったいないよーーー!


まずは、こちら!



① 木で見えない、犬山城。

(画像:たかまる。)




② 木で見えない、犬山城。その2

(画像:たかまる。)




③ 木で見えない、犬山城。その3

(画像:たかまる。)




④ 電線がジャマな、犬山城。

(画像:たかまる。)

(画像:たかまる。)




② 電線がジャマな、犬山城。その2

(画像:たかまる。)




③ 電線がジャマな、犬山城。その3

(画像:たかまる。)




④ 電線がジャマな、犬山城。その4

(画像:たかまる。)





電線、なんとかしよっ!



景観がいい街だよねっていうなら。


電線、なんとかしよっ!






あと、木。 なんとかしよっ!


最上階しか見えない天守って・・・


かわいそすぎる( ;∀;)



石垣がみえてこその、天守ですよ。



伐採しろとは言いません。


剪定しよーよー( ;∀;)








◆ 案内がなきゃ、わかんないっしょ!


大手道のところ。


なーーーーーーーーーーーーんも案内板ないから、


みんな素通り。




① 門があったんだよ、ここ。その1

(画像:たかまる。)

中門があったところ。みんな素通り。




② 門があったんだよ、ここ。その2

(画像:たかまる。)

矢来門があったところ。

看板あるけど簡単すぎてスルー。

礎石(門の下にひいてある石)も下手するとイス。




③ 門があったんだよ、ここ。その3

(画像:たかまる。)

黒門があったところ。

矢来門に同じ。

なんのこっちゃか、わからない状態。




④ 門があったんだよ、ここ。その4

(画像:たかまる。)

岩坂門があったところ。

岩坂門の看板より、禁煙の看板と、左手の券売所に目が行ってしまう。





⑤ この門は、にせもんです。

ダジャレじゃないですよ(笑)

(画像:たかまる。)

鉄門もどき。

これ、ニセモノ。

しかも、ネット上ではこの門のことを大手門と呼んでいる人もいる始末( ;∀;)

これは、鉄門(てつもん、くろがねもん)。

大手門は、福祉会館の辺りにありましたので・・・





⑥ この櫓、うそです。

(画像:たかまる。)

小銃櫓跡の石垣の上に鎮座されております、この櫓。

まったくのニセモノ。

月に1度、茶会が催されているとか。





⑦ ここに、空堀があるんですけど・・・

(画像:たかまる。)

ここ、空堀跡。

唯一と言っていいほどきれいに残る遺構。

なのに、なぜ?

危険だから立ち入り禁止!って、おーーい。


安全柵とか作って見れるようにしよーよー。




他にもいっぱいあるけど、とにかくもったいない。



案内板、作ろっ!



ちょっと詳しめの案内板を出すだけで、


みんなが想像するから。


そしたら、みんな勝手に楽しんじゃうから。


せっかく、城とまちミュージアムに模型があるんだから、


その写真と一緒に説明すればいいんだよ。







◆ 復元しちゃおう!


千田先生の発表を聞いて思った。


犬山城の魅力は、その鉄壁の防御力。


世にも珍しい、『連続外枡形』。


(図:たかまる。)





だったら、復元しちゃおう!



何を復元するかっていったら、門!!!



4つの門を復元すれば、連続外枡形の実物が完成する!



しかも、どんな門が建っていたかは、わかってる。


絵図もいっぱい残っているし、移築された門もある。


だったら、復元できるじゃーーーーーーん(^▽^)/


なんとすばらしい!



松坂城も連続外枡形が残っている。


石垣が残っている。


松坂城が復元する前に、犬山城が復元するのだ!





小田原城や、金沢城、その他にもたくさんのお城・城郭が復元されている。



20年かかると思う。


だけど、今から復元始めれば、

2040年には日本で唯一の、

そして、

世界に誇る文化遺産ができあがる。



これこそが、成瀬家が必死に守ってきた、犬山城の姿でしょ。


唯一個人所有で守り抜いてきた、現存する犬山城の真の姿でしょ!




そして、切岸と空堀が見学できるように、木を剪定し、見学通路を整備する。






あとは、名鉄犬山ホテルの社員駐車場を


『野外博物館・犬山城外堀跡』


として整備・公開する(笑)



名鉄さーーーーん。


お願いしますね(笑)


すんごい遺構が残ってるんだから!


あなたの敷地の、”社員駐車場” には。








◆ たかまる。的、提言



まとめまーす!


① 犬山城天守が見えるように、電線を何とかしましょう!


② 犬山城天守が見えるように、木を剪定しましょう!


③ 案内板、作りましょう!


④ 『連続外枡形』を復元しましょう!


⑤ 切岸・空堀の見学通路を整備しましょう!


⑥ 『野外博物館・外堀跡』を整備しましょう!





20年かかるけど、がんばろっ。


これが実現したら、犬山はほんと凄いことになるよ!




たかまる。的には、


この他にも、櫓や土塀や石垣や、いろんなものを復元整備してほしいけど。


そんなにいっぱいはできないから、ひとつづつね。





これにて、犬山城シンポジウムのルポを終わります。



またこういう機会があったら、ドンドン参加して、ルポしますね!






では、次回からは通常のブログに戻って、


犬山城のこと、勉強していきましょうね。



それでは、また。





2017年3月11日

たかまる。







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たかまる。

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