犬山城天守のビジュアル的、みどころ。



犬山城天守ってなんであんな風にかわいく見えたり、

かっこよく見えたりするのかなぁって思ったりします。


だから、今回のブログはこれでいきます!!!

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以前のブログで、犬山城天守は望楼型だよ!って話をしました。

詳しくはこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


で、それがビジュアル的に大きく関係しているかって言うと、

関係してます!



だけど、たかまる。的には

犬山城天守のビジュアルを特徴づけているのは、


上層階


かなって思います。









唐破風

ってご存知ですか?

これです。





弓なりの屋根のところ。


これが、唐破風。



チケット買って、門のところでもぎってもらって中に入ると見えるでしょ?

一番最初に目に飛び込んでくる感じのやつ。



これ、これーーーーー(笑)



まずは、唐破風ですよね。

これが違う形、つまりは入母屋破風になっていたら、

全然違う印象になっているはず!



( ↑ 清須城 模擬天守)


あれ?

これは清須城模擬天守ですが、似てますよね。

犬山城に(笑)


似てるけど違いますよね。


どこが違うかって言うと、さっきの唐破風のところ。

ここが、入母屋破風って言って、

三角の屋根になってます。


わかりますよね?



この破風の形が違うだけですけど、

印象がだいぶ違う。


ってことは逆に言えば、

犬山城天守のビジュアルを決めているってこと。

この唐破風が!









華頭窓

ってのは、これ。






どこにあるか、わかりますよね?






ほら、あった!




この形も特徴的ですよね。


どことなく、目に見えたりして(笑)



これも、あるのとないのとじゃ、全然違うでしょうね。


格式が高い形なんだそうですよ、華頭窓って。




これも、犬山城天守のビジュアルを決めている。












真壁造(しんかべづくり)

とは、外側から柱などの木材をみえるようにした壁のこと。




天守最上階の壁見てください。


柱出てるでしょ?





 真壁造と双璧をなすのが、

柱などを壁で覆って外側から見えなくする構造の

大壁造(おおかべづくり)。



 一般的に天守は基本的に大壁造です。

なぜなら、柱が外にむき出しになっていたら風雨にさらされて、朽ちてしまうから。



だけど、格式を高めるために最上階を真壁造にする場合があります。


現存天守では丸岡城と犬山城だけ。



ちなみに丸岡城はこんな感じ。


( ↑ 丸岡城天守)




真壁造の方が格式が高いんです。

犬山城天守は、

あえて

真壁造にしています。


格式を高めるためです。

おかげで、かっこよくなった!


これも、犬山城天守のビジュアルを決めている。











他にも特徴があるのでまとめてみました。






だけど、ビジュアルを決めているのは


唐破風

華頭窓

真壁造


だと、

たかまる。的には激烈に思います!





以上、たかまる。的、

犬山城天守のビジュアル的、みどころでした!






  2017年4月30日 

 たかまる。 



 ※ 写真はすべてたかまる。が撮影したものです。

 ※ 図はすべてたかまる。が描いたものです。

 ※ 著作権などはすべてたかまる。が所有しています。無断使用などは固くお断りします。

たかまる。

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