なぜ、犬山なのか?



犬山城って、なんであの場所なんでしょうか?


もっと言うなら、なんで犬山なのでしょうか?


今日は、そんなブログにしてみます。




■ 理由はみっつ


理由はみっつかな。


ひとつめは、美濃と尾張の境目だから。


ふたつめは、木曽川沿いだから。


みっつめは、濃尾平野の扇頂地だから。



たかまる。的には、このみっつかな、と。







■ 美濃と尾張の境目の、犬山


言わずと知れたことですが、改めて見てみると、

木曽川を挟んで北側が美濃。

南側が尾張。


犬山城を築城したのが1537年と言われています。

そのときはまだ、織田信長が尾張統一する前。

尾張と美濃は敵対していました。


だから、その境目は重要な拠点です。

防衛の意味でも、攻撃の意味でも。

交通や経済の意味でも。


だから、犬山に城を築いた。




ん? ちょっとまって!

美濃と尾張の境目は犬山だけじゃないよね?


ずーーーーっとあるじゃん。

じゃぁ、なんで犬山なんだろう。










■ 木曽川沿いの、犬山


いまの岐阜県と愛知県は木曽川が境ですが、

むかしはちょっと違ったみたい。

美濃と尾張の境は川じゃないところにもありました。


でも、そのなかでも犬山が選ばれたのは、木曽川沿いだから。

これがふたつめ。


昔は、川は重要な交通路でした。

川湊がいくつも作られ、

船を使ってモノを運んでいました。


川を制する者は、その地域を制することになる。

だから、木曽川の地権というか、権利というか、

そういうのの争いが絶えなかったし、

重要視されていたんです。



だから、犬山に城を築いた。




ん? ちょっとまって!

美濃と尾張の境目で、木曽川沿いは犬山だけじゃないよね?


いーーーーっぱいあるじゃん。

じゃぁ、なんで犬山なんだろう。








■ 濃尾平野の扇頂地の、犬山


犬山って場所は、実に重要なんです。

さっきも書いた通り、木曽川があって交通の要衝だった。


でも、もう一つ理由がある気がします。


それは、濃尾平野の扇頂地、ということ。

濃尾平野の扇の頂点。

つまり、濃尾平野は犬山が出発点ってこと。


むかし、学校で習いましたよね?


扇状地


台地があって、川があって、そこから土砂が流れて堆積するとできる、

あれ。

そうそう、あれ。

三角になるやつね。


それが犬山を出発点にできているってことなんです。

そのおかげで、畑などの農作物や、お米などの稲作や、

そういったものが犬山から南に向けてすべてできていました。


しかも、今よりもずっと細かい川があって、

運搬にも事欠かなかったし、

そういうところって経済の中心になるんですよね。


高速道路のICの近くに物流拠点ができて、お店ができて、周りに団地ができて・・・

みたいなのをイメージするとわかりやすいかも。



戦国時代、そういうところは尾張で探しても

犬山しかないでしょ!




だから、犬山に城を築いた。


ね?


そういうことかな。










 2017年10月05日

たかまる。


※ 写真はすべて、たかまる。が撮影したものです。

※ 図はすべて、たかまる。が描いたものです。

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たかまる。

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